八女(やめ)手漉き和紙は福岡県八女市で生産されている手漉き和紙。
《八女(やめ)手漉き和紙の特徴》は長繊維である八女楮(コウゾ)を主原料に、卓越した伝統的技法により生産するので、強靭優美で独特な趣があります。
伝統の抄紙技法で今も活躍中の手漉き和紙の漉きやさん「溝田和紙(みぞたわし)」をご紹介します。
八女手漉き和紙「溝田和紙」の抄紙技術
世界の文化財を守る和紙を漉いています
溝田さんは、八女手漉き和紙を絶やすまいと10年ほど前から国内外にその素晴らしさを伝え歩いている。
今では、ヨーロッパをはじめ世界中の美術館や博物館、県内では九州国立博物館の所蔵品「宗家文書」の修復や福岡県立図書館の本の修復に使われるようになった。
「手漉き和紙じゃないとダメな部分に販路を」と溝田さんは言う。もともと和紙は世界中の修復師がその材料として求める素材。【※引用元:担当:RKB毎日放送 三井真由美さま】
手漉き和紙抄紙メーカーの紹介
事業所名:八女手漉き和紙 溝田和紙(みぞたわし)
事業主:溝田俊和
Introduction of handmade Japanese paper manufacturers
Office name: Yame handmade Japanese paper “Mizota Washi”
Business owner:Toshikazu Mizota
生産技法
手漉き・流し漉き
抄紙種類・生産品目
八女津薄紙「俊芸紙」 64×97cm
八女津紙 64×97cm
ほか賞状用紙 約A3サイズ などのほか
- 書道用
- 絵画用
- 版画用
- 修復用紙
- 表装紙
手漉き和紙の紙すき体験と工房の見学
紙漉き工房の見学は可能です。(予約が必要です)
紙すき体験は不可
お問い合わせ・連絡先
事業所名:八女手漉き和紙 溝田和紙(みぞたわし)
事業主:溝田俊和(みぞたとしかず)
〒834-0033 福岡県八女市柳瀬708−2
contact us:tel:0943—22—6087
Email:非公開
八女市「溝田和紙」周辺の観光スポット
八女観光物産館「ときめき」
八女ならではの特産品を購入できます。また、郷土食の店「ふくちゃん」ではだご汁、芋まんじゅう、よもぎまんじゅうが大人気。
所在地:八女市本町2-129
Googleマップで見る 0943-22-7730
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
立花ワイン工場
立花町特産のキウイフルーツ・あまおう・梅・みかん・いちじくワイン等も製造しています。工場見学や隣接する「夢たちばな館」で試飲もできます。
所在地:八女市立花町兼松726
Googleマップで見る 0943-37-1081
営業日:8:30~17:00
定休日:火曜日 料金無料
八女福島の白壁の町並み
【国選定重要伝統的建造物群保存地区】
古い歴史の趣を残す町並みをそぞろ歩く
八女市の中心部(福島町)は古くからの町です。慶長6年(1601)に田中吉政が福島城として整備した後、 久留米藩主有馬氏により廃城となったものの、商家町としての福島は残りました。 以後、八女福島はこの地方の交通の要衝となり、物資の集散地として発展していきます。
八女福島の町家は土蔵造りが多く、商家的な色彩と職人の工房的な色彩を併せ持った、江戸、明治、大正、昭和初期の伝統様式の150軒ほどの建物が旧往還道路沿いに連なっています。
出典:八女市茶のくに観光案内所
コメント