和紙展示館・小原和紙の紹介(愛知・豊田市)

手漉き和紙・深山和紙(みやまわし)山形県・白鷹町

東北エリア
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山形県手漉き和紙深山和紙(みやまわし)」は高松和紙、長沢和紙と並んで発展してきた。

深山和紙はおよそ400年前、上杉藩の御用紙として用いられてきた和紙。

素材は楮100%漉き紅花入り手漉き和紙楮カス入り手漉き和紙など色紙・など素朴で手触りの良い柔らか味のある風合いが特徴。

手漉き和紙づくりの体験ができる、深山和紙振興研究センター

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手漉き和紙<深山和紙>の製品例の紹介

楮紙の平判原紙や和紙で作られた有機行灯の製品など様々な製品化がされていて、

多種の作品が深山和紙振興研究センター内の売店にて販売されている。

 

深山集落は、昔から村全体が紙漉き農家でしたが、西洋紙の普及や経済的な理由から、昭和40年代には、そのほとんどが姿を消していきました。

しかし現在では、深山地区の地域づくりとともに昭和53年(1978年)に山形県無形文化財の指定を受けている深山和紙の製造に尽力し、生活に関わるものだけでなく、有機行灯(ゆうきあんどん)人形など様々な商品が作られています。

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手漉き和紙の体験ができる、深山和紙振興研究センター

手漉きの和紙づくり体験ができるところ。

体験の内容は「手すき和紙体験」「和紙絵作成」(要予約)

施設名:深山和紙振興研究センター
所番地:山形県西置賜郡白鷹町大字深山2527番地
営業時間:9:30~17:00
利用料金:見学は無料・体験(要予約)800円~
お問い合わせは<電話> 0238-85-3426

出典:深山和紙振興研究センター

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手漉き和紙・深山和紙が判る和紙振興研究センター

出典:グルコミ

手漉き和紙の原料となる「楮」の栽培から始まる。育成・刈り取り・資料化・紙づくりまで一貫生産がおこなわれている。

出典:深山和紙振興研究センター

楮(こうぞ)の刈り取り

和紙づくりは楮の刈り取りから始まります。
一般的には楮の葉が落ちてから刈り取りますが、雪深い深山地区では運搬のため、11月末頃までに作業を終えます。

出典:深山和紙振興研究センター

楮はぎ

やわらかくなった楮を指で1本づつ皮をはぎます。

紙をすくまでには次なる準備、工程が行われる。

黒皮干し ≫ 白皮干し ≫ 楮ねり ≫ 紙打ち ≫ 楮洗い ≫ 紙すき準備 ≫ ようやく紙すきにとりかかることができる。

出典:深山和紙振興研究センター

紙すき

簀(す)を向こう側に動かし、手前に戻しながら上水を少しすくい、前後・左右に揺り動かし、2度目は同じ要領で少し多めにすくい、前後に揺すり、余分な水は向こう側に流してやります。
次に枠から簀をはずし、脇に立ててある水きり板に立て掛けて水を切ります。水きり板は、縦にたくさんの溝が掘ってある板で、漉人の左右に1枚づつ置いてあるので、3枚目の簀の時に水の切れたものから押し板の上に重ね、板をはがしていく。
この時、紙と紙の間に「おくさ」をはさんでおきます。

出典:深山和紙振興研究センター

乾燥
貼り付けたら「なで」でしわにならないように平らになでる。
乾燥し、乾いたものから「かみはがし」をする。

楮100%の手漉き和紙、深山和紙が出来上がりました。

 

 

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