和紙展示館・小原和紙の紹介(愛知・豊田市)

石州和紙(せきしゅうわし)島根県の手漉き和紙

和紙の名前と生産地名
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石州和紙(せきしゅうわし)は、島根県浜田市で生産されている手漉き和紙である。島根県西部の石見地方を中心に作られる伝統的な和紙で、国の重要無形文化財に指定されています。また、ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、日本を代表する和紙の一つです。丈夫で保存性が高いことから、古くは文書や屏風の裏打ち、現代では修復用紙や美術作品の素材などに広く用いられています。

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石州和紙の特徴

素材: 主に楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)といった植物の繊維から作られます。
製法: 昔ながらの手漉き技術が守られており、透き通るような美しい仕上がりと高い耐久性が魅力です。
用途の多様性: 書道紙や美術用紙だけでなく、建築資材や装飾品にも使用されることがあり、多方面で愛されています。
紙漉き体験
石州和紙の産地では、観光客向けに紙漉き体験を提供している施設が多くあります。この体験を通して、和紙作りの工程を身近に感じることができ、完成したオリジナル和紙を持ち帰ることもできます。

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手漉き和紙・石州和紙(せきしゅうわし)製造所の紹介

石州和紙 久保田工房

出典:石州和紙久保田

 

久保田工房 石州和紙は、島根県浜田市三隅町にある伝統的な手漉き和紙の工房です。久保田工房は石州和紙の製法を守り続けながら、新しい用途やデザインを模索し、国内外で石州和紙の魅力を発信しています。以下に工房の特徴や活動内容についてまとめます。


久保田工房の特徴

  1. 伝統の継承と進化
    • 久保田工房は、国の重要無形文化財「石州半紙」の伝統を守りつつ、現代的なアートや商品開発にも取り組んでいます。
    • 原材料として主に地元産の楮(こうぞ)を使用し、天然素材にこだわった紙作りを行っています。
  2. 高い技術力
    • 熟練の紙漉き職人が一枚一枚手作業で紙を漉くため、石州和紙の特徴である丈夫さと美しい質感が保たれています。
    • 裏打ち紙や修復用紙といった伝統的な用途に加え、現代のアートや装飾品としても利用されています。
  3. 石州和紙を用いたアート・デザインの展開
    • 和紙を使った絵画や造形作品など、新しい表現を模索し、国際的な展覧会にも積極的に参加しています。

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手漉き和紙作り体験できる施設

久保田工房では、石州和紙の手漉き体験も提供しています。初心者でも気軽に楽しめるプログラムが用意されており、和紙の伝統を直接体験できます。

体験内容

  1. 和紙作りの説明
    • 石州和紙の歴史や工程について説明を受けます。
  2. 紙漉き体験
    • 工房の職人指導のもと、原料を使用した紙漉き工程を実際に行います。
    • 好みに応じて模様や装飾を加えたオリジナル和紙も作れます。
  3. 完成品の持ち帰り
    • 自分で作った和紙は体験後に持ち帰れるため、記念品やギフトに最適です。

久保田工房

  • 所在地: 〒699-3225 島根県浜田市三隅町古市場957-4
  • TEL 0855-32-0353・FAX 0855-32-2473
  • Email;kubota@sekishu.jp
  • 見学や体験は事前予約がおすすめ
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手漉き和紙作り体験できる施設

材料選び: 楮や三椏などの原材料を見たり触れたりできます。
漉く工程: 水と繊維を混ぜた紙漉き液を専用の木枠で漉いていきます。
装飾や色付け: 好みの模様や色を加えて、オリジナルのデザインを作成。
乾燥: 漉いた紙を乾かし、完成品を作ります。

そのほか石州和紙・紙漉き体験できる施設

石州和紙会館(島根県浜田市)
和紙作りの歴史や製作過程の展示があり、紙漉き体験を楽しめます。

所在地:〒699-3225 島根県浜田市三隅町古市場589

Tel/Fax: (0855) 32-4170

E-mail: washisekishu@iwamicatv.jp

公式サイトURL:https://www.sekishu-washikaikan.com

石州和紙の魅力を体験するメリット

日本の伝統工芸の深い歴史と技術を学べる。
完成した作品は自宅のインテリアやギフトに最適。
和紙作りの工程を通じて、手仕事の楽しさを味わえる。

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