和紙展示館・小原和紙の紹介(愛知・豊田市)

十文字和紙(じゅうもんじわし)手漉き和紙 秋田県横手市

東北エリア
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手漉き和紙十文字和紙(じゅうもんじわし)】東北エリア・秋田県横手市では現在、手漉き和紙の技術をお一人の担い手で継承されている。手漉き和紙「十文字和紙」職人の佐々木清男さんただ一人のようです。

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佐々木さん方 手漉き和紙・紙漉き屋

十文字和紙は、十文字地域で約200年以上前から続く伝統的な技術により、自生?地元栽培の楮(コウゾ)で作られる素朴な美しさと風合いのある和紙です。その和紙の制作見学、紙漉き体験もできるようです。

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十文字和紙を使った製品づくり

十文字和紙の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と「十文字和紙愛好会」の泉川祐子さん。

手漉き和紙製品づくりの始まりは、横手市十文字町の小学校で教師として働いていた泉川さん。

十文字和紙というものがあり、紙漉き職人が1人しかないことを聞き、知れば知るほど、和紙に夢中になっていったそうです。

退職後には和紙を使った小物作りを始め、同じように和紙に魅了され秋田市で活動していた渡辺弘子さんとの出会いをきっかけに、5年前に「十文字和紙愛好会」を立ち上げました。

愛好会のメンバーは15人ほど。和紙の材料集めや準備をしたり、地元の子どもたちに体験の場を提供したりと、幅広く活動しています。

自給で揃える横手産の原料

十文字和紙は、200年以上前から変わらぬ伝統的な手仕事によって作られています。和紙の原料になる楮(こうぞ)は自家で栽培し、ノリウツギは自生のものを採取しています。

紙を漉くまでのおもな作業工程

  1. 和紙の原料となる楮とよばれる木はなるべくまっすぐ育つようにわき芽をつむ作業
  2. 11月頃刈りとり、枝払いの作業
  3. 12月頃「蒸(ふか)し」と呼ぶ釜で1時間以上蒸す作業
  4. 蒸したてのまだ温かいうちに楮の皮むく「皮剥ぎ」作業(2日間)
  5. 約1週間乾燥(天候による)させ、粗皮とり作業
  6. 原料の完成し手漉き和紙づくりが始まる
  7. 和紙が完成

【出典・参照:

 

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十文字和紙から作られた製品の一部ご紹介

イベント等でアクセサリーや帽子、その他小物などの販売されている。

手間暇かけて作られた和紙で作るハガキや小物雑貨は、和紙独自の柔らかさと横手の大地の力強さを感じることができます。

出典:横手観光エキスパート

ランプシェードなども作られているようです。

 

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十文字和紙を使った「体験コーナー」

【内容】ハガキ作り体験(¥1,000~)【所要時間1時間、場所は要相談】
はがきサイズ木枠で紙漉きを体験できます。
バラの花づくり体験(¥1,000~)【内容等は要相談】
横手市十文字地域の伝統工芸「十文字和紙」を使ったバラの花づくりが体験できます。十文字和紙を手もみで柔らかくし花びらや葉の形に切って組み立てていきます。長く楽しめる花ができます。

【場所】〒019-0512 横手市十文字町越前136 tel:0182-44-3027

 

 

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