滋賀県下における手漉き和紙は「なるこ和紙(なるこわし)」がある。
滋賀県大津市桐生で抄紙されている手漉き和紙「なるこ和紙(なるこわし)」近江の雁皮紙として、(有)成子紙工房(代表/成子哲郎氏)が伝統抄紙技法を受け継ぎ漉いておられる。
「なるこ和紙」雁皮紙の特徴は「なめらか」「光沢」のある紙肌。永久保存に耐えられ強靭緊密かつ高い透明感が備わった紙質です。
手漉き和紙「なるこ和紙」製品の紹介
特撰 純雁皮紙 :64×97cm 未晒 3匁・5匁・7匁
特撰 極薄色雁皮紙:64×48cm 1.2匁
王朝色雁皮紙:54.5cm×41cm
原材料:雁皮
特色:光沢紙・平滑性
カラー:25色
そのほか、楮紙:二三判・雁皮紙・葦紙・奉雅紙:K判などのほか便せんや封筒などの手漉き和紙製品を製造販売している。
手漉き和紙の漉き道具の製品紹介
- 竹簾:23判・4尺小判 (約810×1,450mm)・26判(約650×1,900mm)・36判
- A3判簾桁セット:桁内 325×455mm
- 色紙判簾桁セット:桁内 240×270mm
- 菊判用簀桁:640×940mm(推定)
- 三六判簀:3尺×6尺判(約1,000×1,900mm)
- 三六判桁:
なるこ和紙工房の手漉き和紙の体験
現在のところ、手漉き和紙の紙すき体験は設営されていないようです。
直接、お尋ねください。TEL:077-549-0323 /
お問い合わせフォーム:https://washi.or.jp/contact
なるこ和紙の起源
近江(滋賀)における製紙業のはじまりは,正倉院文書の「造仏所作物帳」によれば,奈良の天平期にまでさかのぼります。ちなみに,大津・桐生の郷で雁皮紙の製造がはじまったのは一八世紀末頃。明治時代以降,ここ桐生以外でも県内で和紙づくりが行なわれ,最盛期には県内に四十二戸,桐生では十七戸もの製紙家が存在していました。しかしながら,戦局の激化や洋紙の普及に伴い,一九四〇(昭和十五)年には,とうとう「成子紙工房」一軒のみとなりました。
おすすめの「成子紙工房」周辺の観光スポット
びわ湖バレイ
ロープウェイに乗って約5分、標高1,108mの打見山へ。その山頂駅から続く、広大なテラスエリア。
びわ湖テラスのシンボル的空間、北湖を一望する「North Terrace」があり、それぞれに爽やかな水盤と伸びやかなウッドデッキが広がっています。癒しのひとときを満喫。Terrace Caféなどでのランチタイムも楽しめます。通年営業 「営業状況」は公式サイトこちら
滋賀県立美術館
〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL 077-543-2111 / FAX 077-543-2170
(電話受付時間 8:30~17:15)
建部大社
天武天皇の御代白鳳4年(675年)今から約1300年程前に、この瀬田の地へと遷し祀られました。
近江国を守護する神社として大切に守られてきました。
日本武尊を祀る 近江国一之宮・建部大社
〒520-2132 滋賀県大津市神領1丁目16−1
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