東北地方・福島県に手漉き和紙遠野和紙
福島県における「手すき和紙」は、上川崎和紙(かみかわさきわし)、山舟生和紙(やまふにゅうわし)と並ぶ、歴史のある、いわき市遠野町で抄紙されている「遠野和紙(とうのわし)」である。
特色は楮(コウゾ)色をした自然の色と、素朴で丈夫な紙質です。
遠野和紙(とおのわし)の現況
紙漉きやさんは昭和後半から深山田地区の瀬谷家のみであったが、平成22年(2010年)に廃業された。
現在は、遠野町地域づくり振興協議会・地域おこし協力隊制度活用にによる伝統技法の継承が行われている。
平成30年10月、神奈川県からいわき市遠野町へ移住し、地域おこし協力隊員としての暮らしを始め、今日現在、6年 経過しました
手漉き和紙の名称:遠野和紙(とうのわし)
当該地:福島県いわき市遠野町
主な原材料:楮(こうぞ/地元産)
漉いている遠野和紙(とおのわし)のおもな製品は、遠野紙(二・三判/2尺×3尺)はコウゾ100%の寒漉き未晒し紙。
コウゾを白皮処理し、ソーダ灰煮、手打ち、手漉き、天日乾燥という古来の製法で仕上げる紙は、優雅な光沢をもつ丈夫なものになります。
遠野和紙(とうのわし)のこれから
現在、2名の方が遠野和紙の抄紙秘術の継承に奮闘中。平成30年10月、神奈川県からいわき市遠野町へ移住し、地域おこし協力隊員としての暮らしを始め、今日現在、6年 の間、頑張ってこられた平山祐さんと綾子さんご夫妻。
初めての体験や出会いの連続の毎日ですが、「生活を楽しむことができる日々は充実しています。任期の3年間、紙漉きの技術を磨くとともに、和紙を使った作品を作りも進めて、遠野町で暮らしていくための基盤を築いていきたい」と綾子さん。
お二人の挑戦は、6年 経過した今も頑張っていらっしゃる。
遠野和紙が発展することを期待しています。
遠野市周辺のおすすめ観光スポット
たかむろ水光園
田園都市の理想郷づくりトオノピアプランから生まれた「くつろぎのオアシス」です。上水道の浄水場を母体に、6万2千平方メートルの敷地に遠野の美しい自然と懐かしい暮らし風景を再現しています。庭園の散策はもちろん、お食事や釣りを楽しむことができるほか、大浴場や低温サウナ、霧の湯が心身の疲れを癒します。出典:遠野市観光協会
所在地:〒028-0515 岩手県遠野市土淵町柏崎7-175-2
アクセス:遠野駅から約8Km 車で20分
公式サイト:たかむろ水光園URL:http://www.tono-suikouen.jp/
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