手漉き和紙【烏山和紙】は栃木県那須烏山市にて今も生産されている、手漉き和紙です。
奈良時代からの歴史を持つ、烏山和紙を代表する程村紙(ほどむらし)は国の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に指定されています。
手漉き和紙「烏山和紙」技術伝承の福田製紙所
手漉き和紙「烏山和紙」和紙の里
手漉き和紙「烏山和紙」の特徴は
- 紙肌の緻密なこと
- 漂白していないこと
- コウゾ以外の不純物が入っていないこと
- 特有の雅美を有すること
- 西ノ内紙より厚手であること
- ナスコウゾを使うこと
結果、完成した「烏山和紙」は「折り目の切れにくさ」が最大の特徴。
手漉き和紙の代表的な品種
程村紙(ほどむらし(烏山和紙))
特徴:烏山和紙の代表的な紙で、賞状用、版画用に適しています。
西の内紙(烏山和紙)
特徴:用途:墨絵用、和帳用に最適
そのほか、賞状用紙(烏山和紙)・画仙紙・半紙四取判・染色紙(楮100%)下張紙・押絵用紙など
烏山和紙会館
烏山和紙会館で展示販売されている商品は、ポチ袋・小箱・ひとこと箋・和紙を使ったランプシェードのほか、生漉き紙など豊富に揃っています。
雄大な那須連山の麓、随所に景観を現わす那珂川が流れる
那須烏山は、烏山藩三万石の城下町として栄えてきました。
この恵まれた大自然の中で生まれ育った烏山和紙は、宮内
庁御用として宮中における歌会始の懐紙に選ばれ、福田製紙
所の和紙が用いられています。【出典:烏山和紙会館】
「和紙の里」で手漉き和紙の体験ができる
はがき漉き体験・はがき2枚:600円(税込)
紙漉き体験・和紙3枚分:1800円(税込)
休業日:火曜日
おすすめの「烏山和紙会館・和紙の里」周辺の観光スポット
龍門の滝
江川のにある高さ20m、幅65mにわたって流れ落ちる滝。大蛇が棲むという伝説があり、名称の由来にもなっている。初夏の新緑や秋の紅葉など、季節ごとに見せる滝の表情がすばらしい。場所:那須烏山市滝414
龍門ふるさと民芸館 (休館日:毎週火曜日)
龍門の滝のすぐそばにある観光施設。龍門ふるさと民芸館には、烏山に伝わる民話のコーナーや滝のすばらしい眺めが楽しめる展望台があります。龍門の滝には、大蛇が住んでいたという伝承から龍をもちいて説明するコーナーもあり、家族で楽しめる施設です。所在地:栃木県那須烏山市滝414 tel:0287-83-2765
どうくつ酒造
酒蔵として使用している洞窟は、第二次世界大戦末期に戦車の製造をするために造られたものです。洞内には、100mのたて坑3本、60mの横坑5本が延び、その総延長は600mにも及びます。最高の貯蔵庫 洞窟見学
場所:〒321-0632 栃木県那須烏山市神長字天神149
tel:0287-83-1221(島崎酒造) 公式サイトURL:https://azumarikishi.co.jp/tour/
山あげ会館 休館日:火曜日(祝日の場合翌日)
◇白壁の武家蔵風の立派な建物が山あげ会館です。館内は山あげ祭に使う屋台が常時3台ある大ホール、本物の5分の1のミニチュア屋台が8分間で祭を再現するコーナーと続き、ここでは人間そっくりのロボットが、訛りまじりで講釈します。
所在地:栃木県那須烏山市金井2-5-26
営業時間:am9:00~pm4:00 tel:0287-84-1977
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