群馬県下の手漉き和紙は「桐生和紙(きりゅうわし)」が生産されています。手漉き和紙製造「桐生和紙工房」にて抄紙技術継承し今日も意欲的に生産されています。
手すき和紙「桐生和紙」おもな種類・製品
手漉きコウゾ紙が主製品。桐生紙(地元産楮100% 未晒し) 二・三判 全紙判 40号 美濃判 のほか多種抄紙、生産している。
- 未晒 薄口/中厚/厚口
- 漉き合わせ紙
- 柿渋染め紙
- 染紙 柳茶/抹茶/ヒスイ/ピンク/エンジ
- 漉き込み紙 笹/紅花/杉皮・漉き込み紙染色
- 透かし入り など
桐生和紙製品が購入できる場所
伝統的な未晒し和紙、風合いを生かしたカラフルな和紙のほか、当工房オリジナルの便箋や封筒、しおりやブックカバーなどの商品を取り揃えています。工房併設のショップ、お取り扱い店舗にてお買い求めいただけます。
桐生和紙工房併設ショップ [住所] 群馬県桐生市梅田町5-7348 [phone] 0277-32-0201
ペーパーギャラリー紙遊 (群馬県前橋市)URL:https://shi-you.jp/
紙匠 雅 [住所] 立川市柴崎町2-2-19 カトービル1F [phone] 042-548-1388
詳しくは公式サイトURL:[https://kiryuwashi.jp/]へお問い合わせください。
桐生和紙(きりゅうわし)の特徴
桐生和紙の製法へのこだわりや独特の透け感とパリッとした質感・風合いに評価いただき、書や絵画などの創作物の材料としてお喜びいただいています。気軽に和紙を楽しんでもらいたいとの想いから、桐生和紙の伝統的な未晒しの紙の他に、風合いをいかしたさまざまな和紙をご用意しています。
「桐生和紙」手漉き和紙抄紙技術伝承とこれから
桐生和紙が工房をかまえる群馬県桐生市は、織物・染物・刺繍といった繊維産業が盛んです。和紙作りにも欠かせない桐生川の豊富な水を使い友禅流しが行われていた歴史もあります。桐生和紙は、この“ものづくりの物語”あふれる土地で、自然と一体となった紙づくりに取り組んでいます。
約30年、技術の探究に努めてきましたが、まだ道半ば。和紙を使う人、ふれる人の満足を叶える一枚を実現するために、これからもますます技術の研鑽に励んでまいります。
おすすめの「桐生和紙工房」周辺の観光スポット
有鄰館
群馬県桐生市本町2-6-32/ 歴史的な散策エリア
桐生明治館
群馬県桐生市相生町2-414-6/ 美術館・博物館
桐生の観光スポットの一つである明治館は時代を感じせてるくれるノスタルジックな展示が数多くあります。 蓄音機やピアノなどから天皇陛下が実際に座られた椅子がある貴賓室・・・
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