宮城県仙台市太白区柳生地区で生産されている手漉き和紙は「柳生和紙(やなぎうわし)」と呼ばれている。
約400年の歴史を持つ伝統抄紙技法により「柳生和紙(やなぎふわし)」を生産されていた「柳生和紙工房」の佐藤さんが高齢のため現役を退かれました。手漉き和紙を作るしごとは重労働で体力の限界を感じ、長女の村上さんに技術の伝承をゆだねられ、現在も手漉き和紙「柳生和紙(やなぎふわし)」は継承されています。
柳生和紙の主な種類、漉きもの
柳生和紙の特色
主な原料は仙台市太白区柳生地区で栽培生産した「楮」を使用
粉末状にした「こんにゃく」を水で溶いてこんにゃく液を作り、和紙にこの液を塗布する。
こんにゃく液でコーティングした和紙を、消石灰で煮て、洗う、揉む、干すという工程を繰り返すことで「強製紙」ができる。
抄紙するときには、オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる植物の「トロロアオイ」の粘液を加えることで繊維と繊維が絡み合い糊の代わりとなります。水や汚れに強く、摩擦があっても和紙特有の毛羽立ちが出ず、また防虫の効果ある強くて美しい紙である。
柳生和紙の漉きやさん
体験教室も開催している
紙すき体験:「柳生和紙工房」柳生和紙作り体験
料金(材料費+講師料含む):1000円(税込)/人
所要時間:2時間 ・期間:10月~5月限定
催行人員:4人以上 ~15人
詳細・申し込みはサイトor電話
公式サイトこちら
電話:022-241-3044場所:仙台市太白区柳生字上河原32-1
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