爪が変形してきたのはなぜ?スプーンを上向きにしたような形、指の爪の先端がさじ型に変形。
この異変に気が付いてから、ひと月の間に反り返りの度合いが目立ってきました。
服を着替えるときに爪が引っかかり、日常的に「とても不便だなあ」と思い悩んでいました。
同じ悩みをお持ちの方に参考になればと経験をもとに書いてみました。
あなたは、爪が割れたり、変形「さじ爪」や筋の入る「ストリーク爪」「二枚爪」などの症状ではありませんか?
爪の変形症状は、もしかするとカラダの異変や忍び寄る怖い病気の黄信号かもと耳にしました。
自分の爪の状態をチェックシートで調べた
あなたご自身の爪の状態チェックをご一緒にどうぞ。
チェックの結果、私は6っこYesがありました。あなたの爪のトラブルは7ポイントの内「YES」はいくつありました?
これらの症状は年齢とともに目立ってくるものも多いようですが、原因を知りたいですよね。
爪トラブルの主な原因は血液検査でわかる
あなたのヘモグロビンの数値は正常ですか?
私の場合、大動脈瘤の手術を1か月先に控えていて、担当医師から「手術には自己血輸血を選択するように」すすめられ、よって必要な血液を貯血する採血が始まったのです。
採血後、生理食塩水の点滴を受けながらベッドで1時間程度横になり、造血促進のためでしょうか、鉄剤を処方されました。
採血は週に1回です。2週間ほど経過して、親指の爪が硬くなっていることに気づき、爪がとても艶やかできれいになっていることに気づきました。
丸みを帯びた爪の形、爪の付け根にある白い半月も含めピンク味のつややかな色合い、爪の硬さも指使いに適した硬さというのでしょうか?とっても整った爪に戻り大変驚きました。
事前血液検査の時には「ヘモグロビン」9.8g/dlと低い値でしたが、前述の通り、2週間経過したあたりから、爪の硬さや色つやに変化が現れてビックリです。
結果、私のヘモグロビンの値が低かったのは、鉄分の不足だったことがわかり、思わぬ災い転じて・・・みたいな効果を得ました。
気になったヘモグロビンの数値も12.0から13.0台へと基準値へとなり一安心です。
私の日ごろの食事では補えていなかったようで、食生活の見直すきっかけにもなりました。
だから、鉄分の不足は酸素の不足にもなります。
結果、頭痛がしたり、足元がフラフラしたりとか、何となく、フワフワめまいがするなど個人差はあるでしょうが、このような症状もあらわれることがある。
看護師さんのフォロー説明では、
そのほか、肌や髪がカサカサと荒れて、パサつきや抜け毛、あるいは歯茎や頬とか唇の内側など炎症がつまり口内炎などが出やすくなるようです。
因みにヘモグロビンの基準値は
男性の場合…13.0~16.6g/dl 女性は…11.4~14.6g/dl
終わりに
日常の食生活で心がけたい食べ物の内、鉄分は、レバー、赤身の肉、貝、魚、大豆、野菜、海藻等に多く含まれています。
具体的に鉄分を多く含む食材は牛肉のセンマイ(レバー)・豚レバー・鶏のレバー、煮干し、アサリの佃煮、干しエビ、削り節の佃煮、乾燥青のり、乾燥ひじき、焼きのり、乾燥大豆、きな粉、ごま、松の実、乾燥キクラゲ、切り干し大根、パセリ、抹茶、カレー粉、黒コショウ、ほうれん草や小松菜などの緑黄食野菜など鉄分を多く含む食品を効果的に摂取することが望ましいようです。
健やかな毎日で有りますように!