突然胸が苦しい・急激な胸の痛み 特発性自然気胸の症状とその原因【肺の病気】

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体調整える

突然胸が苦しい ・急激な胸の痛みが襲う。激しくせき込み、心臓辺りが痛みと苦しさが襲う。背中とにも激痛が走る。すると手足の力が抜けていき力が入らなくなってきた。私の場合、このような症状が「肺に穴が空いた時」の症状でした。

あなたはこのような症例の人に遭遇したことは?余りないことですよね。

えっ知らなかった!と言う人が結構いらっしゃたので、「肺に穴が空きやすい人」「気胸になりやすい人」を私の実体験とお医者さんの言葉を元に述べてみます。

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突発性の気胸の入院期間と職場復帰の時期は

結論から述べると

安静すれば肺に負荷がかからず、自然に穴をふさぎ再生してくる

ほぼ一週間で退院できました。

引き続き自宅療養を一週間。

少しずつ肺に負荷をかけていくような日常生活を1日ごとに多めにして体をなじませる。

2週間の安静で仕事に復帰できました。

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肺に穴があいて空気がもれるってどんな病気なの?

肺に穴が空いた原因とその時の症状は?

<その時の症状は?>

何らかの原因によって、肺に穴が開きその部分から空気が漏れます。

肺をガードしている胸腔(きょうくう)と呼ばれる部分に空気が漏れ溜まり、その漏れ溜まる空気の圧迫によって肺が縮む状態になります。

肺の中の空気がほとんど抜けると鶏卵大くらいの大きさまでしぼんでしまいます。

穴が小さいときは穴の空いた部分に粘着力のような復元しようとする力があり、くっつく場合もあるようですが、呼吸をし続けているのですから、肺に空気が溜まりだして一定量を超えると、再度空気が抜けてしまいます。

身体を動かすと空気を必要としますから、呼吸も大きくなって肺を膨らませようとしてしまいます。

しばらく(時間的には個人差がありますが)体を休めて静かにすることをおすすめします。

痛みも我慢できる程度に落ち着いて来たら、病院へ行ってください。

肺に穴が空いた原因とその瞬間は

私の場合は、心臓とその周辺が痛いのと苦しいが重なり気もそぞろ。息苦しくなり、手足の力が抜けていくような・・・自分に何が起きたのかわからなくなりました。

わが家の朝食はときおり、パン食になる。
当日は、たまたまパン食になり、こんがり焼き過ぎたトーストが発症の引き金になった。

食パンの好きな人の多くは、「サクサク」タイプが好きかと思いますが私も同様です。
しかし、この朝は少し焼き過ぎの、こんがりトーストになってしまいました。

こんがりトーストは粉っぽいとともに、私の悪い癖で急いで食べるときの、すすり食いが重なった。これがいけなかった。

こんがりトーストをパクッと食いついたとたん、口の中でパラパラした焼き粉が空気とともに、のどの奥へ吸い込まれ、気管支に入ってしまったのです。

「ゴホーン、ゴッホ~ン」と咳こみが連発、激しく続いて腹の底から突き上げる咳は、その領域を通り越し腹の底から吐き出す爆発音のようです。

赤ら顔になり、目からは涙(妻の後日談)その瞬間、胸が突然苦しくなり、心臓に異変を感じました。

頭の中がもうろうとしてきたので横になって体を休め、「救急車を頼もうか?」妻のすすめを思案しつつも、15分ほどで息苦しさが少し和らいだ。

妻の手助けを受けながら通勤用車両の運転席に座った。

勤務先の駐車場に止め、そろりと運転席からおぼつかない足取りで、二階にある事務所への階段を3~4段上った。
しかし息切れとともに、手足の力が抜けていき、足が上がらない。また、手すりに手をかけても引っ張れず、やむなく階段途中に座り込んでしまいました。

幸いに後ろから出勤してきた同僚に手を借り、肩を借りそろりと事務所にたどり着いた。

朝のミーティング(ほとんど声にならないカスリ声の状態)を済ませ、近くの内科医院に受診。
経過と症状を伝え、割り込み受診をさせてもらった。

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医師の診断結果

「突発性の自然気胸だね」と診断。「一週間も静養すればくっつく場合もあるが、確率は50%程度です。紹介状を書きますから総合病院へ行ってください。」との先生の言葉でした。

医師の診断と対策

特発性自然気胸何らかの原因によって、肺に穴が開きその部分から空気が漏れます。

肺をガードしている胸腔(きょうくう)と呼ばれる部分に空気が漏れ溜まり、その漏れ溜まる空気の圧迫によって肺が縮む状態になります。

肺の中の空気がほとんど抜けると鶏卵大くらいの大きさまでしぼんでしまいます。

穴が小さいときは穴の空いた部分に粘着力のような復元しようとする力があり、くっつく場合もあるようですが、呼吸をし続けているのですから、肺に空気が溜まりだして一定量を超えると、再度空気が抜けてしまいます。

◆イラスト出典:多根総合病院 日帰り手術センター資料

身体を動かすと空気を必要としますから、呼吸も大きくなって肺を膨らませようとしてしまいます。
しばらく(時間的には個人差がありますが)体を休めて静かにすることをおすすめします。

痛みも我慢できる程度に落ち着いて来たら、病院へ行ってください。

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初期の対処と心がける養生の仕方

安静にしていれば肺に負荷がかからないから、自然に穴をふさぎ再生してくるとの説明を受けた。

紹介状を書いていただき、入院設備の整った、総合病院へ提出。即入院となった。

入院における治療と入院期間

毎日の治療はほとんどなく、ベッドで静かに静養するのみである。
肺に負担をかけず、本人の治癒力で穴をふさぎ、くっついてくる。
穴がふさがれ、肺が膨らむ状態になり、負荷をかけないで一週間経過、医師から退院の許可が出た。

退院後の養生

引き続き自宅療養を一週間。
少しずつ肺に負荷をかけていくような日常生活を1日ごとに多めにして体をなじませる。
2週間の安静で仕事に復帰できました。

しかし、6か月後に再発。入院手術手・突発性自然気胸発症の原因と再発予防は執筆中

自然気胸にかかりやすい体質は

一般的には以下のような生活習慣や体質の人が要注意

  1. 体型が過度にスリム、つまり痩せすぎで体内脂肪の不足したカラダ。
  2. 食べ物に好き嫌いが多く偏った食事のしかたをしている、偏食タイプの人。
  3. 内臓が弱く、食事環境が変化すると、下痢をしたり、軟便になる人。
  4. 食事の時間が不規則な人。
  5. ストレスをためやすい人。

そのほかにも、要因はあると思いますが、この要因だけでもクリアすると、相当防ぐことができます。