半夏だんご みょうがの葉っぱで包む高知大豊町(おおとよ)のおやつ

広告
この記事は約6分で読めます。
広告



広告
広告
広告

みょうがの葉で包む「半夏だんご」

高知県 おおとよ町の半夏だんごを作る理由と目的は

半夏(はんげ)というのは7月2日のこと。農休日。
半夏半作というように、植え付け全てを半夏までを目標にがんばった。

農繁期のあとの慰労の意味も込めて、半夏の日はどんなにつかえていても1日休み、この「半夏だんご」を作って食べた。
田の神様をまつったオサバイ様にお供えしたり、七夕の翌朝竹の葉に吊るしていたものを川に流し、半夏だんごを作って食べたりした。ミョウガの葉は腐りにくく、香りも夏らしくてよい。

半夏という植物の生える頃のことで、夏至から数えて11日目の日を7月2日をさす。
昔は、「半夏(はんげ)までには田植えを終えないと半夏半作(はんげはんさく)になる」と、ご近所さん、同族の協力をもって農作業を半夏までに済ませた。

日本では、日照時間がもっとも長い日、太陽が明るさが一年で最も長い日のが“夏至”です。夏至とは季節の四季のほか、二十四節気 (にじゅうしせっき)一年を24分割して表す。(下表参照
夏至は毎年6月21日に定まっているわけではありません。年によって前後します。夏至の月日、近年の年度別表(下表を参照)

夏至の月日、近年の年度別表

 

西暦和暦日本
1990年平成2年6月22日
1991年平成3年6月22日
1992年平成4年6月21日
1993年平成5年6月21日
1994年平成6年6月21日
1995年平成7年6月22日
1996年平成8年6月21日
1997年平成9年6月21日
1998年平成10年6月21日
1999年平成11年6月22日
2000年平成12年6月21日
2001年平成13年6月21日
2002年平成14年6月21日
2003年平成15年6月22日
2004年平成16年6月21日
2005年平成17年6月21日
2006年平成18年6月21日
2007年平成19年6月22日
2008年平成20年6月21日
2009年平成21年6月21日
2010年平成22年6月21日
2011年平成23年6月22日
2012年平成24年6月21日
2013年平成25年6月21日
2014年平成26年6月21日
2015年平成27年6月22日
2016年平成28年6月21日
2017年平成29年6月21日
2018年平成30年6月21日
2019年平成31年6月22日

二十四節気 にじゅうしせっき

1年を太陽の動きに合わせて 24の気に分けた昔の分類

立春雨水啓蟄春分清明穀雨
りっしゅんうすいけいちつしゅんぶんせいめいごくう
立夏小満芒種夏至小暑大暑
りっかしょうまんぼうしゅげししょうしょたいしょ
立秋処暑白露秋分寒露霜降
りっしゅうしょしょはくろしゅうぶんかんろそうこう
立冬小雪大雪冬至小寒大寒
りっとうしょうせつたいせつとうじしょうかんだいかん

出典 コトバンク経由: ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

半夏だんご・みょうが団子 レシピ

材料(40個分)

  1. 小麦粉(中力粉)・・・1kg
  2. 砂糖・・・100cc
  3. 熱湯・・・6.5カップ
  4. 塩・・・大さじ1
  5. あんこ・・・40個分
  6. みょうがの葉・・・80枚

作り方

  1. 小麦粉と砂糖・塩を加え、ふるっておく。
  2. これに熱湯を入れ、木しゃもじで全体を混ぜ合わせ、手袋をはめてよくこねる(100回位)
  3. まとめたら、ボールにラップをかけ、10分間ねかせる
  4. あんこは丸めておく
  5. 蒸し器を火にかけ、湯をわかしておく
  6. あんこを入れてだんごを丸め、ミョウガの葉2枚でくるむ
  7. 約15分間蒸す

※出典:大豊町役場 広報HPより

蒸しあがった半夏団子半夏団子蒸しあがり

半夏団子の蒸し上り茗荷を開くと

半夏だんごと呼ばれているのはやはり農作業・田植えの打ち上げのときに、神様にお供えし、おさがりを慰労の意味も含めて楽しむ食べ物のようですね。全国的に祭事のお供え物として広まっていったのでしょう。

「みょうがの葉っぱ」で包む、饅頭・お餅・だんご類の呼び名と食域

No呼び名(俗称)包む葉っぱの種類中身・具・あん郷土・食域・発祥地主な粉類
1みょうが饅頭茗荷(みょうが)小豆あん熊本県の宇城、八代白玉粉・薄力粉
2みょうがまんじゅう・焼きびん茗荷(みょうが)小豆あん茨城県坂東市小麦粉
3みょうが団子茗荷(みょうが)小豆あん新潟県妙高市周辺上新粉・もち粉または白玉粉
4みょうがぼち茗荷(みょうが)そらまめあん岐阜県西濃地区白玉粉・薄力粉・米粉
5半夏だんご茗荷(みょうが)小豆あん高知県大豊町(おおとよちょう)中力粉
6半夏まんじゅう(俗称:はげまんじゅう)茗荷(みょうが)小豆あん岐阜県中濃地域強力粉・薄力粉(または中力粉)