茗荷(みょうが)饅頭
熊本県の宇城、八代地区には茗荷の葉っぱを使って、「みょうがまんじゅう」を今の時代も継承されている。
茗荷(みょうが)饅頭とは、みょうがの葉が育つシーズンの6月から8月にかけ一般家庭で造られる郷土食品、菓子である。
餡(あん)を小麦粉と白玉粉を練りあわせた生地で包み、茗荷(みょうが)の葉で包み蒸したものである。食べる時に包んである茗荷(みょうが)の葉をむくことから「皮はぎまんじゅう」ともよばれる。食べる時には茗荷の葉をはがして食べる。茗荷のとてもいい香りがして美味しい。茗荷を好む人には飽きのこない味と香りがたまらないのである。
また、昨今では和菓子業者が茗荷まんじゅうを製造販売しているようである。みょうがの葉のない家庭でも市販されているから簡単に味わうことができるようである。
※参考文献:ウィキペディア=みょうが饅頭より
茗荷まんじゅうの作り方
【レシピ】「みょうが饅頭」20個分
●材料
白玉粉 200グラム
薄力粉 100グラム
練りあん 500グラム
水 250cc
塩 3グラム
かたくり粉 適宜
ミョウガの葉 20枚
●作り方
(1)白玉粉、薄力粉、塩を入れ、水は加減しながら少しずつ入れて、耳たぶくらいの硬さになるまで、よく練り合わせる。
(2)(1)の生地を25グラム、練りあんを25グラムずつに分け、それぞれ20個作る。
(3)かたくり粉を両手に付け、生地の上にあんを置き、包み込むように生地を伸ばし、口を閉じて、形を整える。
(4)ミョウガの葉で(3)を巻いていく。
(5)(4)を蒸し器に入れ、約8分間蒸して出来上がり。
※出典:名人直伝!熊本レシピ=蔵原節生(くりはらせつや)さんレシピ みょうが饅頭より
「みょうがまんじゅう」熊本県八代ご出身の思い出の味レシピ
- 材料 (14個分)
- だんご粉100g
- 米粉50g
- 白玉粉100g
- 水200cc
- 塩ひとつまみ
- あんこ350g
みょうが饅頭作り方
- 白玉粉に水を加えて粒を溶かす。
- 1に、だんご粉と米粉と塩を加えてひとまとめになるまでこねる。
- あんこを14個にまとめて、14等分にした皮に包んでいく。
- みょうがの葉の包む面に片栗粉をふっておく。
- 葉で包み 蒸し器で8~10分蒸す。
- できあがり。
作り方のコツ・ポイント
葉に包む前に片栗粉をふっておくと食べるときに饅頭から剥がれやすい。今回はだんご粉が残っていたのでそれを使用しましたが、小麦粉でも大丈夫。白玉粉は時間が経っても固くならないで食べれるので必ず入れたほうがいい。粉の分量比は工夫できると思います。
<このレシピの生い立ち>
半夏生の日に母が毎年作っていました。実家に帰ったら新葉のみょうがの葉を見つけて作ってみました。
※出典:クックパッド junsaeさん「みょうが饅頭」母の思い出の味 http://cookpad.com/kitchen/12596012 を参考にさせていただきました。
「みょうがの葉」を使って包む、饅頭・お餅・だんご類の呼び名と食域
No | 呼び名(俗称) | 包む葉っぱの種類 | 中身・具・あん | 郷土・食域・発祥地 | 主な粉類 |
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1 | みょうが饅頭 | 茗荷(みょうが) | 小豆あん | 熊本県の宇城、八代 | 白玉粉・薄力粉 |
2 | みょうがまんじゅう・焼きびん | 茗荷(みょうが) | 小豆あん | 茨城県坂東市 | 小麦粉 |
3 | みょうが団子 | 茗荷(みょうが) | 小豆あん | 新潟県妙高市周辺 | 上新粉・もち粉または白玉粉 |
4 | みょうがぼち | 茗荷(みょうが) | そらまめあん | 岐阜県西濃地区 | 白玉粉・薄力粉・米粉 |
5 | 半夏だんご | 茗荷(みょうが) | 小豆あん | 高知県大豊町(おおとよちょう) | 中力粉 |
6 | 半夏まんじゅう(俗称:はげまんじゅう) | 茗荷(みょうが) | 小豆あん | 岐阜県中濃地域 | 強力粉・薄力粉(または中力粉) |
喉のイガイガに喉 吸入器
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