サルトリイバラの葉で包んだ 小豆あんの饅頭・小豆あんのお餅は、サルトリイバラの葉っぱを利用した、まんじゅうとかお餅、あるいは団子などの多くは関東以西の西日本全体でこの葉っぱ「サルトリイバラ」あるいは山帰来の葉っぱを使っているようである。
サルトリイバラ(猿捕茨・別名:山帰来/さんきらい)の葉っぱを使って包む、饅頭・お餅・だんご類の呼び名と食域
サルトリイバラの葉っぱを利用した、まんじゅうとかお餅、あるいは団子などの多くは関東以西の西日本全体でこの葉っぱ「サルトリイバラ」を使っているようである。
九州の鹿児島県中南部・種子島・屋久島辺りの米粉を使った「かからんだんご」、九州北部にあたる、福岡県下で主に筑前地方では上新粉と白玉粉を適宜に配合して作る「がめの葉もち」と呼ばれている。
広島県ではもち粉、岡山県では薄力粉と上新粉、四国の香川県ではだんご粉と小麦粉をそれぞれ組み合わせて、小豆あんを包んだ「しばもち」とよぶ餡入りもちが作られている。
関西の京都府宇治・京田辺では、だんご粉ともち粉の組み合わせ中のあんは小豆あん「さんきらだんご」と呼び、滋賀県では小麦粉・米粉の配合、餡は「そらまめあん」を使っている。
呼び名は滋賀県の彦根・近江・湖北地域では「がらたてもち」、滋賀県近江・多賀辺りでは「ぼんがらもち」と呼び名が違うようである。
三重県伊勢・北勢地区では小麦粉を使い小豆あんの「がんたち餅」、三重県伊勢志摩・松阪周辺では小麦粉と上新粉の取り合わせ、小豆あん「いばらまんじゅう」と呼び今も親しまれている。
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