茗荷(みょうが)の葉を使ったおやつ、饅頭(まんじゅう)、お餅(もち)、団子(だんご)の呼び名とその地域
「みょうがの葉」で包む、饅頭(まんじゅう)、おもち、団子(だんご)は東北、関東、中部、西日本、九州など、各地の一部地域で伝え続けられている。
始まりはいつの時代ごろなのか調べていませんが、昔から代々伝え続けられた食べ物のようである。
自家栽培し収穫した小麦や米など穀類を粉にして、春から夏前の田畑の農繁期を終えた、農休みとか農閑期と呼ばれるこのころに、茗荷(みょうが)の葉っぱで包み蒸しあげた「お餅、だんご、まんじゅう」など、お供え物と農作業を助け合う親戚縁者に配ったという風習が連綿と受け継がれてきた。
よって、地域ごとに名称(呼び名)あるいは、中の味つまり、具材も小豆餡(あん)のほか、そらまめあん、えんどう豆あん、大豆あんなどさまざまな豆を餡にしている地域もある。味とか餡の種類は地域特性や各家庭の食料事情により生まれ知恵と工夫で、その味を伝承してきたものと思われる。
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